広告代理店はツライよ・・・仕事始めのAM4時に救急車で運ばれた思い出

昨年、大手広告代理店の残業問題が大きく取り上げられましたが、正直言ってあんなものは氷山の一角。広告代理店の人間からすると「残業100時間?たったそれだけ?」という感覚です。

競合がたくさんいる広告業界において、会社として、営業マンとしての価値を出そうとすると、どうしてもクライアントの要望に対して、期待されているよりも早いスピードでこたえることが重要になってきます。広告業界と残業は切っても切れない関係なのです。

仕事始めから連続徹夜~オフィスには私一人~

オフィスで一人残業をしている女性

私もつい先日までインターネット広告代理店で働いており、終電で帰れる日には「今日は早いぞ!」というレベルの過酷な勤務状況でした。

昨年のこと。年末年始で溜まりに溜まった仕事を片付けるため、1月3日の深夜から出勤し、徹夜で仕事始めを迎えました。しかし、長期休みにはトラブルがつきもの。大切なクライアントでトラブルが発生し、昼食も取れないまま深夜残業に。仕方なく、その日も徹夜での残業を決意しました。

広告代理店の人間といえど、さすがに仕事始めの日には皆早く退社します。深夜12時を過ぎた頃にはオフィスに残っている人は僅か。2時をまわったころには私一人になりました。

人生で感じたことのない腹痛。動けないけど誰もいない!

腹痛でお腹を押さえる女性

夜もふけ、4時をまわろうかという頃、ふいに腹痛を感じました。最初は少し違和感がある程度でしたが、時間が経つに連れ、前傾姿勢でいないと耐えられないほどの痛みになり、PCに向かえない状態になりました。

お手洗いに長時間こもってみたり、生理用の痛み止めを飲んでみても一向に変わらず。むしろどんどんと痛みが増し、意識がとびそうな状態に。助けを求めようにも深夜のオフィスには私一人・・・絶望を感じました。

匍匐(ほふく)前進で警備員のもとへ。そのまま入院

人間追い込まれると力が湧くものですね。どうしようもないため、1階に24時間いらっしゃる警備員さんの元までほぼ匍匐前進の格好で、もう死にものぐるいで向かいました。すぐ救急車を呼んでいただき、盲腸と判明。そのまま入院となりました。

仕事始めの日に。
オフィスに一人。
盲腸。

この経験で私は何をやっているんだろうと思い、広告代理店を退職する事にしました。精神が壊れる前に、身体が悲鳴をあげてくれたからこそ、今の自分があるのかもしれないと思うと、いまは盲腸になってよかったとすら思えます。

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