風邪をひいて家族の優しさがありがたかった

わたしは小学生の時、家族旅行に行く前日に風邪をひいてしまいました。旅行をすごく楽しみにしていたのでショックでした。

家族も「旅行前日だし、どうしよう・・・」という雰囲気になっていました。

すると、母が「わたしが残るから」と言ってくれました。そして母とわたしは家に残ることになったのです。

旅行に行かずに看病してくれた母

子供を看病する母

「お母さん旅行いけなくなってごめんね。」

そう言うと「いいのいいの、気にしないでね。たまには家でゆっくりしたいからさ。ちょうど良かったよ。」と笑って言ってくれました。

母を巻き込み、母まで旅行に行けなくなってしまったことを悪いなと思っていました。

母が「気にしないで」と言ってくれた事に、母がしょんぼりしてなくて良かった、と当時はそう思いました。

後になって思うと、旅行に行けなくなって悪いな、と思っているわたしの気持ちをお見通しで、わたしが気に病まないように気遣って言ってくれたんだと思いました。

料理をする母

「今日は二人だけだし、おいしい料理いっぱい作っちゃうよ!あっ、でも消化に悪いもの以外でね。リクエスト受付中!」とおどけて笑わせてくれました。

言葉通り消化に良いものでおいしい料理を作ってくれました。風邪をひいて旅行が行けなくなって残念だな、こんな時になんでわたし風邪ひいちゃうかな、とガッカリしていましたが、母がいてくれたおかげでそんな気持ちもいつの間にか無くなっていました。

看病もしてくれて「普段はこんな時間に食べないけど、今日は特別ね。」と夜にすりおろしリンゴを作ってくれました。

喉が渇いてないか気遣ってくれたのもあると思うけど、もしかしたら旅行に行けなかったからかわいそうだな、なにかしてあげよう、と母が思ってしてくれたのかもしれません。すりおろしリンゴはとてもおいしかったです。

家族って本当に良い物ですね

旅行のお土産

次の日父たちが旅行から帰ってきました。「風邪良くなったか?」と母とわたしにお土産をくれました。わざわざお土産を買って来てくれた事にくすぐったい気持ちになりました。

そのときはなんでこんな気持ちになるのかなと思ったけど、父たちの気遣いが嬉しかったからだとその後気づきました。

もう何十年も前の話だけど、母が一緒に残ってくれた事、父たちがお土産を買って来てくれた事、今でもこの時の事を思い出すと温かい気持ちになります。

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